季節の様子

自然と植物

5月の様子

季節の様子

初春はまだ雪の世界

5月中旬から下旬にかけて栂池自然園の観光シーズンが始まります。この時期はまだ多くの雪が残り、景色だけはまだまだ冬です。

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大雪原を歩く

残雪が多いので湿原内を自由に歩き回れる楽しみはこの時期ならでは。スキーやスノーシューで楽しむ人もいます。

季節の様子

主な施設も営業開始

ビジターセンターをはじめ、山荘なども営業が始まります。道は除雪されていますが、その脇は雪の壁にとざされています。

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ゴンドラとロープウェイ

栂池自然園までは栂池パノラマウェイでアクセスできます。よく晴れた日、車窓から望むパノラマは必見です。

6月の様子

季節の様子

雪融け、水芭蕉の季節

雪が融け始めると湿原ではたくさんのミズバショウが咲き始めます。この時期にあわせて水バショウ祭りが開催されます。

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見下ろす池

雁股池が姿を見せ始めます。尾根道から見下ろす小さな池ですが、美しい水辺の景色を見せてくれることがあります。

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シラネアオイの季節

ヤセ尾根の斜面に咲くシラネアオイが見頃になる時期です。たくさん咲いていますが鑑賞できる場所は安全上、尾根道からだけです。

季節の様子

ミズバショウに続き

湿原に黄色い花が目立ち始めます。ミズバショウと同じような場所でとても鮮やかな黄色を咲かせているのはリュウキンカです。

7月の様子

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風穴が涼を呼ぶ

ミズバショウ湿原とワタスゲ湿原の間にある小さな風穴。真夏でも一桁台の気温を保ち、近づくとヒンヤリした空気に触れることができます。

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小動物との遭遇

大自然の中。時には園内に生息する小動物に遭遇することがあります。写真は木道を歩いていたクロサンショウウオです。

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清らかな水

木道の下を流れる清流に目をやるとイワナが泳いでいます。人が近づいても逃げることなく、ゆったりと泳いでいます。

季節の様子

花の季節へ

7月になると高山植物たちが花を咲かせより楽しめる季節になります。大小様々な植物たちを観察するには絶好の季節です。

8月の様子

季節の様子

冷たい水に触れてみる

園内には楠川が流れています。1800mを越える高所に川が流れているのは珍しいこと。冷たい水で涼をとり、疲れを癒せます。

季節の様子

生い茂る植物たち

木道まで張り出してくる植物や、背丈以上に成長する植物は当たり前。夏は一層緑が濃くなります。

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湿原を飾るかわいい植物

柔らかくて丸いワタスゲ。湿原を代表する植物です。白い部分は果穂で花の後にできるものです。園内の湿原でたくさん見られます。

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実りの季節でもある

花が終わると実がなります。とても小さいですが、実を付けている植物が増えてくるのもこの時期です。

9月の様子

季節の様子

中旬から下旬になると

色付きがより目立つようになってきます。紅葉のピークは間近。この時期の栂池自然園は一日一日の変化に目が離せません。

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9月下旬から10月上旬

例年このくらいの時期が紅葉のピーク。園内は紅葉した樹木に彩られ、至る所に紅葉風景を切り取る写真好きが集まります。

季節の様子

開きそうで開かない

歩いているとあちらこちらで見られるオヤマリンドウ。僅かに開く花びらが特徴です。

季節の様子

湿原でも染まってます

わかりやすいのはイワショウブ。花が終わりかけの頃になると赤みが増し、湿原の風景を少しずつ変えていきます。

10月の様子

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上旬にピークを迎える

ピークを過ぎても、その色の変化を楽しめる樹木はまだまだあります。少し葉が落ち始めた景色ともよくマッチします。

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山が白くなり出すと

山は白くなり、紅葉は山麓へと下ります。三段紅葉が見られる時期です。車窓から眼下に広がる紅葉もきれいです。

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落葉後に残るもの

染まった葉が落ちるとよく熟した実だけが残るナナカマド。この実に白い雪がのる季節もすぐ近くまできています。

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霜と氷

冷え込みが厳しくなると、木道は白く染まり、湿原では氷が張りだします。この木道もやがて大雪原の中に埋れていきます。